ベリキュー合同ライブの事も書きたいんですけどまずはHAKANAから^^;
昨日は舞台の全体の感じを書きましたが今日は役者に絞って書こうかなと思います
あくまで素人推察と思って流して読んでいただければと思います


今回の主演藤本美貴、自分がみた舞台には居ませんでした
なんだろうなぁ、自分にとって舞台上に居たのは『儚』だったんですよね
藤本美貴演じる儚というニュアンスでもなく、純粋に自分は『儚』に感じました
もちろんちょっと今の演技どうかな?って思った場面もありましたがそれ以上に儚を感じてた
だから、公演後とかに美貴ちゃんの着物姿が可愛かったとか、綺麗だったよねぇなんて感想を振られても正直ピンと来なかったんですよ
艶やかで美しい花魁での登場シーンも自分には儚の人生の一幕でしかなかったから、藤本美貴が花魁の役をやったという感じよりも、あの儚がこうなってしまったのかという気持ちでいっぱいでしたね
しかし今回のこのキャスティング、見事にはまりましたね^^
美貴ちゃんの素の部分、一番年下で甘えんぼというか子供っぽい所、それが凄く上手くかみ合って儚を作り上げていたように感じます
素直で純情で、どこまでも鈴を慕い愛し続けた演技は非常に好感が持てました、変に演技ぶったりすることなく自然な流れに感じた場面が多かったですし、いやホントここまでしっかり出来るとは思っていませんでしたよ
ひとつだけ注文というかこうだったらなぁと思ったのは、もう少し力強さが欲しかったということですかね、儚の人生を生きる上での力強さ、どんな苦境でも生き抜くたくましさ、それを言葉の端々にもう少し出してくれるとなおいっそう良かったんじゃないかと思います


儚は鈴にとって、子供であり、女であり、そして親でもあったのでしょうねきっと