破壊の夜

もう一週間前の出来事ですが書いておかないと気がすまないので書きます
当日の感動しすぎて抜けちゃってる所も多々あるとは思いますが^^;


東京ドームに着いたのは17:00頃、会場に着いて連番者のはんぞ〜さんに連絡を取り合流、しかいドーム周辺は凄まじい人・人・人、本当ならば16:30に開場だったのですがこの時点でまだ開場していませんでした、まぁ少しくらい遅れるのがXですから気にしてなかったんですけどね、いやはや気が付けば2時間おしの開場になるとは^^; そんなこんなで19:30前に会場入り、自分達は三塁側の内野席、通路からステージをちょっと覗いてみる、いや凄い!!!一体いくらかけたんだよって位のステージセットでしたね、特に映像関連はかなり凄かったですステージ全体にディスプレイがあって映像の切り替えや、5人全員を別々に映し出していたりと凝っていましたねぇ、もちろんHIDE登場のシーンは感涙ものでした
20時を過ぎてもまったく始まる感じがせず一体いつになるんだとさすがに焦りも、この時点で多分終電なんだろうなと諦めにもにた感情が(爆)20:30をまわった位から会場内のBGMが変わりだしました、最初は小さな音でしたが徐々にその音が会場内を包み込んでいく、オーケストラVerの『THE LAST SONG』、10年前のライブはこの曲でライブが終わったんですよね、そしてサビの部分へ、聞こえてきたのはTOSHIの美しい声・・・
01.THE LAST SONG
あのTOSHIの歌声が聞こえてきた瞬間の感動はとてつもないものがありました、涙や熱い気持ちや安堵感やなんとも言えない気持ちで心がいっぱいになりましたね、本当にTOSHIの歌声は素晴らしかったです!
02.Rusty Nail
『THE LAST SONG』のサビから『Amethyst』の様なプロローグの音へ、その最後は「X JAPAN JAPAN JAPAN・・・」となっていてその台詞が終わると、真っ暗な会場が光に包まれ曲のイントロが始まり、色とりどりのカクテル光線で会場が切り裂かれました、そしてステージが炎に包まれXのメンバーが音を奏でます、TOSHIのシャウト! あの瞬間本当に凄かった!素晴らしかった!気持ちよかった!いままでために溜め込んだ気持ちが一気に爆発したかのようでした

03.WEEK END
一曲目が終わりMC、TOSHIのあの雄たけびは変わっていませんでした(泣)「暴れん坊将軍で行けよ〜!!!」と懐かしい台詞も(爆) 
二曲目は素直にWEEK ENDでしたね、この曲は初期Xの頃からライブでは絶対に外せない一曲なわけで会場も盛り上がってましたよ〜、曲の途中でYOSHIKIがピアノへ移動、ピアノとTOSHIの声が熱くもえている心を落ち着けてくれるかのようでした、やっぱりこの曲は盛り上がりますね〜!

04.SCARS(映像)
ここでHIDEの映像が流れました、HIDEはステージには居ないんだけど確実にステージに居ました、日本語が変なのは百も承知していますがそう表現する以外に無いんですよ、だって間違いなくHIDEの音だったんですもん(泣)

05.Silent Jelousy
TOSHIのアカペラでのサビの歌いだしからスタート、まさかこの曲が聴けるなんて思っても居ませんでしたから鳥肌モノでしたよ、この曲があったから自分はXの虜になったわけで、その所以となるべきこの曲が聴けただけでも破壊の夜に参加した価値はありましたね、激しいリズムと美しい旋律、YOSHIKIの良さが120%出ている楽曲だと思います、この日はサポートメンバーとしてSUGIZOが登場!彼にだったらHIDEパートお願いできますもん、公私共に仲がよくでもよく喧嘩していた2人、その2人が同じ曲を同じステージで弾いている、ギターソロ部分の映像ではHIDEとSUGIZOが交互に映し出されていたりとあの場面は感動モノでした
 -Drum Break-
曲が終わるとYOSHIKIがキレました(爆)これも生で見れて感動です!いやホント壊してるだけで絵になるって凄い事ですよね、侠気にはらんだYOSHIKIの姿が脳裏に焼きついています
06.HIDEの部屋
曲はPOSEを使っていてダリアツアーの時のような映像でしたね、映像と音に合わせてPATAとHEATHも演奏、そしてステージにはいつもの裸のおねえちゃん達(笑)この曲もHIDEを感じたなぁ、ステージに居ないはずなんですけど、確実に居ましたもん、ホントこの面白さというかハチャメチャな感じはHIDEならではだなって思います

07.Say Anything(アコースティックver)
ステージにYOSHIK以外の三人が登場、TOSHIのMCからアコVerの曲を披露してくれました、TOSHIのMCはやっぱりちょっと心配していたんですよね、この10年間やってきたことが癒しの音楽でしたからどうなのかなって?でも、なんだろう凄く大人な話方だったように思います、XのTOSHIもソロでの癒しの自分もどっちも本物なんだって、そんな感じが伝わっていましたね、話し方も凄く落ち着いて、客席の笑いを取るようなことも言ってくれて、本当に安心しました、 千奈美に石塚先生はこの10年で10才歳を取ったそうですよw HEATHさんはネオヴィジュアル系になったとかならなりとかw
曲は大好きなSay AnythingでTOSHIの綺麗な声と三人の演奏で凄く気持ちよかった、お客さんも一緒に歌い、グッときましたね、激しさと美しいバラードこのギャップがXの持ち味なんですよね、激しさもあるけどその分こういった一面もある、それが心を掴んで離さない要因なのかもしれません
08.WITHOUT YOU
ステージにYOSHIが登場しピアノを弾き出しました、その傍らにTOSHIの姿、この2人の絵が本当にカッコ良かったです、そしてYOSHIKIのピアノはどこかで聴き覚えがある旋律を奏で出しました、そうです、あの未完成だった曲、YOSHIKIがHIDEの死に対面してどうしようもなく辛かった時に書いた曲、でもずっと完成しなかった、それは歌詞があったから、TOSHIが歌ってこそこの曲は完成する、YOSHIKはいつかのインタヴューでそう話してくれていました、その未完成だったこの曲が聴けるとは(泣)歌いだした瞬間どうしようもないくらい溢れてくる涙・・・HIDEのことXのこと色んな思いが駆け巡っちゃってもう・・・、ステージのスクリーンでは今までのHIDEの数々の映像が流されたいました、その映像と2人の奏でる楽曲、ただただ時を忘れてその空間に身を任せていました、HIDEの大きさだったり凄さを噛み締める事が出来る一曲だったように思います
09.I.V
ピアノの旋律は新曲のものへと移行、TOSHIと客席で掛け合いがありました、ただ初日で新曲ということもありちょっと解りづらかったですね、うち等客側は「In the rain」と「find a way」だったんですけど、少しまとまりがなかったかな^^; モニターに歌詞は出ていたのですが全ての歌詞が出ていてどこ歌うの?ってなったのかもしれません
新曲ですが最初はピンと来ませんでしたが何度も聴くと来ますね、やっぱりYOSHIKIのメロディだなって思いました、狂気にはらんだ感じの楽曲で映画の雰囲気とあってるなって、分厚いサウンドでどちらかというとVUK寄りなのかなって気もしました
10.紅
そしてこの日一番盛り上がったのがこの曲です、イントロが流れ出した瞬間の歓声といったらそら凄まじかったですよ! ステージのスクリーンに映し出されるHIDEの映像、曲の冒頭のアルペジオ部分の映像、ピックを口にくわえイエローハートのギターで音を奏でるその姿、神々しいばかりに輝いていて、そしれ誰よりもその瞬間を楽しんでいるかのようでした、本当にカッコイイですわ(泣)TOSHIの歌声に微笑むHIDE、もうダメ(泣)・・・でもそんな事言っていられません、この曲はここからが本番!TOSHIの「紅だ〜!!!!!」の煽りからステージは一気にヒートアップ!!!!それに銀幕に合わせて飛んで来た銀色のテープ、自分の所にも振って来てなんとか手にする事が出来ました、それを右手に持ち気持ちよく手を振りましたよ!お客さんも持参した赤い色のポンポンを振り客席は真っ赤に染まりました、曲に身を任せただただシンクロするあの感じ、なんなんでしょうね、もう最高!って言葉以外みつかりません
アンコール
恒例のウェーブやってきましたよ!誰ともなしに始まるんですよね、そしれそれが大きな波になる訳です、見ているのも感動的だし実際に自分も飛んで気持ちよかったなぁ! ステージに対する期待感でいつの間にか発生する拍手の音、みんなが本当にこの日を待ち望んでいたっていうのが凄く伝わってきました、
11.Art of life 途中まで
これも驚きました・・・まさかこの曲を披露することになろうとは、結果からいうと曲は途中までしか演奏されませんでした、YOSHKIのインプロの前までです、その時点でYOSHIKIはドラムに倒れこみ袖に運ばれライブはそこで終わりを告げたわけです
でも、この曲凄かったですよ!!! HIDEの3D映像は驚嘆しましたよ、心の目じゃなく実際に自分の目でHIDEの姿が見えたんですから! なにやらそこの映像で1億5000万かかったといっていましたが・・・なんか規模が半端ないですね^^: カメラが引きの映像でHIDEからTOSHIにパーンした場面では本当に鳥肌が立ちました、上手のいつもの位置でギターを弾いているHIDEの姿、Xのメンバーと一緒に弾いているっていうのが感じ取れ、それはきっとこれからも変わらないんだろうなって思います、どんなに時がたってもどんな事になろうともHIDEはXJAPANのギタリストであるんだって、そういう気持ちが自然と沸きあがってきました


なんでしょう、セットリストは確かに寂しいものがあったようにも思います
でも、決して不満ということでもなくて、逆に嬉しかった
こういったハプニングがある事が現在進行形で動いている証なんだって
DVDなんかの映像じゃなく実際にメンバーが音を奏でているんだって気持ちが強く残っています
どんなに待たされたってあのステージが始まる瞬間になれば全てが吹っ飛びます
自分の身体で直にあの音を体感したら、最高!としか言えなくなります
こういうのって理屈じゃないんですよね、なんでそうだったの?って聴かれてもよくわかりません
傍目から見ればお粗末な内容なのかもしれないけど、あのドームに集まった5万人は決してそんな気持ちにはなかったでしょうね、その位大きな衝撃だったんですよこの日は・・・
どんなハプニングがあろうともそれがリアルさを大きくしてくれる、完璧なモノの良さなんて3日で飽きますよ、完璧じゃないから上を目指す、その気持ちが素晴らしい感動を与えてくれるんだと思います、今のXはまさにそうだと思う、過去の栄華はあるにせよ前を見て歩き出した、だからこれだけ感動したし心が満たされたんだと思います
XJAPANのライブに行けた事、出会わせてくれた事今はそれに対する感謝の気持ちでいっぱいです